ごあいさつ

理念

利用者様が安心・安全な環境で成長できること。
ご家族が安心できること。
職員が誇りと自信を持って働くこと。
地域社会へより良い影響を与えること。

 

 当法人は、2003年に、障がいの子をもつひとりの母の「想い」から始まりました。当時は、障がいの子を持つ保護者にとって、現在の比べて遥かに情報も少なく、事業を始めることは非常に困難を伴うものでした。

 それでも焦りや不安の中で一歩ずつ、転んでは立ち上がりながらも数多くの利用者様や仲間たちにも恵まれ、おかげさまをもちまして20年を迎えることができました。

これからも「想い」を受け継ぎつつ、さらなる利用者様及びご家族の皆様、職員の方々、そして地域の方々にとって「なくてはならない法人」を目指してより一層邁進してまいります。

 今まで同様に、特定非営利活動法人ステップバイステップを宜しくお願い申し上げます。


令和5年4月吉日

理事長 萩原 康大

「かさねる一歩。かさなる一歩。」

 この言葉の意味は、もちろん当法人を利用して下さる皆様が一歩ずつ小さくても成長をかさねてほしいという願いと、それをあきらめずに共に足並みをそろえて、かさねていく私たちの歩みのかさなりを表しています。

 成長や発達は、なぜ大切なのかを考えると、何か知らないことを知ることができたり、わからないことをわかることができたり、できないことができるようになったりして、その時にその人の世界が一つ広がるからだと思います。もっと世界は広くていろいろあって、まだ味わったことのない楽しさや嬉しさを得ることは、本当に素敵なことだと思います。

 成長や発達は、親の満足のためでも法人や事業所の評判のためでも支援者の自己満足のためでもなく、その人が充実して生きるためにすることだと思います。もちろん悲しいこと悔しいこともあるけれども、振り返ったときに楽しいこと嬉しことがたくさん思い返されるのが一番良いと思います。

 私たちもそうありたりし、そう生きていきたいと思います。

平成29年5月吉日

東区所長 中山 大規

「利用者が安心・安全な環境で成長できること」「ご家族が安心できること」

この2つの言葉は当法人の理念の1部であり、私自身も強く共感している言葉です。

成長していくことはとても大事なことですが、それを重視する余りに利用者やご家族に過度な負担がかかることは好ましくないと考えております。利用者やご家族の想いや負担を聞きながら、あるいは想像しながら、心と体の安心と安全を重視し、慌てることなく、利用者の成長を促すことが出来れば良いと考えております。また、その過程の中で私自身も学ばせていただくことが出来れば幸いです。

令和6年4月吉日

豊平事業所 主任  髙橋 朋也