すごい頑張りを見ました!
昨日から、初夏!?と思わせるような天気ですね。次週は、20度を超える日が続くようなので過ごしやすくなると思います。
さて、昨日のきらりでのことですが、とある女の子が、「風船!」と言って風船をもらいふくらまそうとしていました。まだまだ小さいので無理だろうなんて思っており、本人もいくらも吹かないうちに「先生、手伝って。」と申し出ていました。よだれがべとべとの風船はお手伝いできないなぁ。なんて思い「頑張って!ふーって吹くのさ!」と励ましを受けたところ四苦八苦して膨らませる事が出来るようになりました。三匹の子ブタの狼の真似をしていたからか?リズム活動で吹きゴマをしていたからか?何がどうなってそうなったのか誰にもわかりませんが出来たことを一緒に喜び拍手喝采で本人も嬉しそうに何度も膨らませていましたよ。
そして、それを見た大きい男の子が「僕も!」と言ってやったものの、風船よりも頬っぺたの方が膨らみ見る見る真っ赤になっていきます。その様子に思わず笑ってしまったのですが、本人は真剣そのものです。四苦八苦した末にやっぱり膨らませる事ができて喜んでいました。
結果ありきで経験を積むことを考えるのは、効率的にとか合理的にとか思う大人の都合や怠け心かもしれませんよね。こうして、先に様々な経験を積み上げてそれがカタチになること、統合されるというか応用されるとういうか、そんなことが本当の意味での成長なのだと思います。
能力開発、科目学習、それも大事ですが、ロシアの偉い心理学者が言ったように遊びの中にこそ発達のすべての要素が含まれているのだという事を実感した一場面でした。
さあ、みんな今日も真剣に遊ぶぞ!
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