虐待防止研修
今日は、街によっては冬に逆戻りのところがあったようですね。きらりもちゃちゃべりーの何となく肌寒くって暖房を入れましたよ。常時換気すると室温調整が難しいものです。
さて、今日の写真は、いつもの子ども達の様子ではなく研修の目次です。先週土曜日は、事業所内研修ということで虐待防止研修を行いました。
これは、毎年やらなくてはならない内容なのですが、毎年同じことをしていても学びにはなりません。半分は、行政資料を基にして変わらない話をして、半分は最近のトピックスを絡めて内容を作っています。
今年のトピックスは、教育虐待です。教育は、家庭教育・学校教育・社会教育の三つで成り立っています。私たちの事業所は、社会教育の場の一つだと言えます。いつも子ども達のためにという前提で様々な内容でプログラムを行うのですが、それは、子どもの我慢の限度をこえて強いることになっていないか考え直さないといけません。
やはり、私たちはその場や機会を提供する側であり、実行するのは子ども達自身です。そこに相談や交渉の余地があってよいのだと思います。こともなげに「嫌だ!」といわれるとムッとなるものですが、「どれぐらいだったらできる?」「どんな役割ならできる?」と参加できる方向で話をすることは大切なのではないでしょうか。
もともと子ども達は、楽しいことに前向きな生き物で不安があっても期待や励ましでチャレンジできるものでしょう。私たちがすることはエンパワーメントなんですよね。それが、いつの間にか「言うことを聞かない!」と操る対象になっていることがあるものです。それも、「良かれと思って」そうしていることがあると思います。
ということで、少なくとも一年に一回は、自分たちの行いを反省しなくてはなりません。
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